芝居・劇団

観劇とフリーマーケットの東京へ

昨日は「劇団415」の舞台公演を観ました。
場所は今回も東京・東松原のブローダーハウスです。 
いつも妻と2人で観に行っていたのですが今回は私だけ。
第四回公演となる今回は「ひとりかたり」(任漢香さんの一人語り)と「かまばら」でした。
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良かったです!
「ひとりかたり」は副題が“戦争の幽霊たち”だったので、私はてっきり日本の戦争の話だと思ってましたが、実際に登場するのは海外の人物だったので意外でしたね。
「かまばら」は狂言でも知られたお話のようですが、あらすじを詳しく調べずに観に行って正解でした。
強気の妻を演じる任漢香さん、弱気な夫役の岩澤亮司さん、その2人の間に入って元通り仲直りさせようとする役の田村耕一さん。
小さい劇場なので劇団の皆さんの舞台上での一言一言がハッキリと耳に入ってくるし、演技の迫力もしっかり伝わってきました。
いつものことですが、やっぱり生観劇はいいですね。
終わった後には皆さんと写真も撮っていただきました。
「劇団415」は小さな小さな劇団ですが、今後も微力ではありますが応援させていただきます!

そして夜は五反田の安いホテルに泊まり、明けて今日は、以前から行きたかった大井競馬場のフリーマーケットへ行ってきました。
正確には大井競馬場の駐車場が会場です。
正式名も「Tokyo City Flea Market」だそうです。
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このフリーマーケットはほぼ毎週土日開催で、とにかく規模が驚くほどデカイ!
確かに出店数は他と比べ物にならないくらい多かったです。
そんな中を歩き回っていたら「お、これは欲しい!」と思った例の品がありましたが、残念なことにデカイ!
無理して持って帰れないこともないのですが、薄いメタルプレートで角が尖がっているし、自分はまだしも他の人にゲガさせたらまずいので、泣く泣く・・・ホントに泣く泣く諦めました。
これがいつも車で出かけるエコパや護国神社で見つけたのだったら絶対買ってます!
無理してでも車に乗せて帰ります!
でもこの欲しかった物以外はイマイチでしたね。
1回来て様子がわかったから2回目はもういいかな。

こんな感じで私の久しぶりの独り一泊旅も無事終了です。
早く来年が来ないかな。
次は絶対に妻と2人で行きたいと思ってます。

 

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舞台公演2本

 今年も東京・東松原の小劇場ブローダーハウスへ妻と2人で行ってきました。

 「劇団415」の第三回舞台公演!

 任漢香さんの一人芝居「モノロオグ」(作・岸田國士)と、漢香さん・岩澤亮司さん・田村耕一さんの「彦市ばなし」(木下順二・作)です。

 50~60席くらいの小さな劇場で目の前で役者さんたちが演じているので、観ているこちらも真剣になります。

 そのためもあってか、何を言っているのかハッキリわからないテレビと違って、セリフの言葉の1つ1つ、いや、それ以上に文字の1つ1つがハッキリとわかりました。

 「モノロオグ」では恋人との思い出が漢香さんの喜怒哀楽で表現され、「彦市ばなし」では岩澤さん演じる彦市のついた嘘がばれそうになって慌てる姿が面白かったです。

 狭い舞台を右に左に動き回り、まさに“ドタバタ喜劇”のようでした。

 だから今回も“静”と“動”の対照的な2つの舞台でしたね。

 公演が終わった後には一緒に写真も撮っていただきました。

 我が家からは離れたところにある小さな劇団ですが、とても身近に感じさせてくれるすばらしい皆さんなので、私たちはこれからも応援していくつもりです。

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 来年も同じ時期に舞台を予定しているということなので、早速観劇の約束をしてきましたよ。

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舞台公演2本

 今日は妻と2人で東京へ行って、「劇団415」の第2回公演を観てきました。

 任漢香さんと岩澤亮司さん、そして今回は演出の田村耕一も参加です!

 まずはアウグスト・ストリンドベリィ作の「強き者」、これは漢香さんの一人芝居でした。

 もちろんその場にいない相手に向かってセリフを言っていたわけですが、髪形や衣装の影響もあってか漢香さんが大きく見えました。

 ・・・とは言ってもいつもは子供っぽいというわけではなくて、セリフの一言一語に役者の“力”というものが感じられたような気がします。

 私としては「セリフを聞き漏らしてはいけない。」という緊張感を持って観てましたが、やっているほうはもっと緊張していたでしょうね。

 2本目はチェーホフ作の「結婚の申込」でしたが、伊賀山昌三さん翻訳で方言丸出し。

 そして舞台には畳、コタツ、紋付羽織袴姿など、純日本様式になっていていました。

 岩澤さんは今回も汗いっぱいの必死な演技でした!

 「汗をかくな!」と言われていたそうですが、そう簡単に止められるものではないですね。

 演技として手ぬぐいで汗を拭くこともありましたが、それ以外でも拭いてくれてもよかったのに・・・と思いました。

 結婚の申し込みに伺ったはずが思わぬ方向に展開してしまう慌てぶりもおもしろかったです。

 漢香さんは一人芝居の時とは全く反対の田舎娘役でしたが、こちらも漢香さんらしかったですね。

 ドタバタした後に岩澤さん演じる鳶吉からの結婚の申し込みを実際に知った時に、ふっと一瞬だけ見せたうれしそうな顔が強く印象に残りました。

 本当に一瞬だったので見逃さなくてよかったです。

 そして漢香さんの父親役の田村さん。

 やはり声に迫力がありました!

 特に鳶吉を怒鳴りつけた時はこちらがドキッとしたくらいでした。

 でも最後にお互いを認め合ったはずの岩澤さんと漢香さんが再び言い争いに発展してしまった時、後ろで困った顔をしてオロオロしている田村さんはおもしろかったです。

 ガツンと怒鳴りつける時とは全く違う、この大きな差が良かったですね。

 今回も2つで1時間ほどの芝居でしたがあっという間でした。

 公演後にお話もしていただきましたが、私のほうが緊張してしまいました。

 他のお客様も多かったのでゆっくり話せなかったですが、今回も実際にお会いできたことがうれしかったです。

 また来年の今頃にお会いできるのを楽しみにしたいと思います。

 1年後か・・・長いなぁ。

 おっと、忘れるところでしたが、今日劇場でいただいた公演の案内に載っていた3人の写真が素晴しかったです。

 演技に向かう“役者の顔”が渋かったですよ。

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旗揚げ公演

 今日は浜松も東京も1日中荒れた天気だったようですね。

 東京?

 そうです。

 今日は東京の京王・井の頭線の東松原駅近くにある「ブローダーハウス」という小劇場で舞台公演を観てきたのです。

 元劇団キンキン塾の任漢香さんと岩澤亮司さんお二人の「劇団415」の旗揚げ公演で、「紙風船」と「親父の説教」の2作品です。

 どちらも25分くらいです。

 この2つは全く正反対の作品でした。

 「紙風船」は日本の作品で、ある夫婦の日常の何気ない会話をうまく表現しているような感じがして、とてもほのぼのとした様子が伝わってきました。

 優しい作品でした。

 「親父の説教」は海外の作品だそうですが、こちらは父親が息子に向かって激しく説教し続けるという、喜怒哀楽がハッキリしている感じでしたね。

 ちょっとコメディの要素が入っている作品でもありました。

 両作品とも親父役を演じた岩澤さんはまるで別人かと思うくらいの演技の違い、迫力の違いをうまく演じていたように思いました。

 母親役の漢香さんは岩澤さんほど激しくはなかったですが、やはり日本の母親と海外の母親の違いを大事(!)に演じていました。

 特に「親父の説教」では今までの漢香さんでは考えられないような激しいパフォーマンスがあり、私も「えっ、あの漢香さんが・・・!」と驚いてしまいました。

 公演後にはいつ以来か久しぶりにお二人と再会でき話もできたのでうれしかったですねぇ。

 劇団キンキン塾の愛川欽也さんから繋がっていたものが、今日、再び繋がってくれたような気がしました。

 東京ですから私もそう頻繁に観に行くことはできないでしょうが、それでもできる限りは「劇団415」の舞台公演に行きたいと思います。

 それにしても短い作品ながらも2つも演じるのは大変でしょうね。

 私たちは観るだけでいいですが、正反対の作品2つの稽古はご苦労が多いのではないかと思いました。

 私にはとてもできないですから、憧れという意味でも今後も応援し続けていきます。

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ロミオとジューリエット

 昨日(土曜日)と今日(日曜日)は妻と一緒に東京へ行ってました。

 愛川欽也さんの劇団キンキン塾の創立15周年記念公演「ロミオとジューリエット」を観に行ってきたのです。

P9200010 場所は中目黒にあるキンケロ・シアター。

 ここへ来たのは今回で3回目です。

 有名な「ロミオとジューリエット」・・・私は「おぉ、ロミオ!」の有名なセリフの場面以外は全く知りませんでした。

 だから全体の話の流れがようやく判明するので楽しみにしていました。

 どちらかというと明るい話だと思っていましたが、こんなに悲しい物語だったとは・・・。

 家同士が争い合う中で愛し合った二人が、最後にはあまりにも悲劇的な死を迎えてしまいますね。

 これは今起きている国同士の争いにも置き換えられる話だなぁと思いました。

 舞台に出ておられた俳優さんや女優さんの声も力強かったです。

 特にロミオ役の中野聡彦さんは客席の後ろのほうまで声が真っ直ぐに届く感じで、しかも言葉の一つ一つがハッキリしていてとても聴きやすかったです。

 これも稽古によって培(つちか)われたのでしょうね。

 今回も舞台終了後には愛川欽也さんや劇団の看板女優の任漢香さんともお話ができました。

 週明けからは欽也さんの第7作監督作品の映画「沓掛時次郎」がキンケロ・シアターで9日間ほど公開されますが、私も仕事があるのでこれはさすがに観ることができないです。

 しかし早くも次回作の撮影が来月から始まるそうなので、そちらはぜひ観に来たいと思います。

 それにしても劇団キンキン塾の皆さんは本当に芝居が好きなんですね。

 自分の好きなことにこれほどまでに打ち込めるなんてうらやましいです。

 見えない苦労も多いでしょうが、それでもうらやましく思えますね。

 私も本当に平穏無事な今のままでいいのかな?

 本当に打ち込めるものを知らない間に気づかずに捨てているんじゃないのかな・・・?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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人を笑わせる

最近東京のある劇団のホームページやブログを見るようになりました。

「小劇団」っていうのかな。

メンバー紹介を見ると10人もいないんですが、なんかおもしろそう。

コメディなストーリーの芝居を中心に活動しているみたいです

実は私はいつかこういうのをやってみたいと思っているんですよ。

最近の“漫才”だか“コント”だかわからないようなお笑いじゃなくて、あの「8時だョ!全員集合」みたいに台本・基礎がしっかりあってキッチリ作り上げていくようなものを。

まあ緊張してあがってしまう私には無理かもしれないですけど、人を笑わすことは昔から大好きなのです。

これもすべて「全員集合」のおかげででもあります。

私のお笑いの基礎はすべてこの番組にあるんですよね。

だからコメディ劇団には憧れを持っているんです。

1度東京へ芝居を観に行って見たいなぁ。

ひょっとしたらそのままお世話になって帰ってこなくなったりして・・・。

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