食堂放浪記

食堂放浪記・13

特に好評でもない「食堂放浪記」。

なんと1年ぶりという怠けっぷりの事態でした。

昨年の“ちっちゃな文化展”の時以来です。

Pa220007 場所は遠州横須賀街道にある松島食堂。

実は昨年の文化展の時に見つけた店でありまして、その時に入ろうとしたらお昼休みの時間で入れなかった食堂です。

入ってみると正面に小上がりがあって4人用の食卓が3つ、左に6人ほどのテーブルがひとつありました。

Pa220003 メニューはほんの数種類。

きれいな紙に書いて貼ってあったので、たぶんこういう催し物の日のみのメニューだと思います。

箸入れもなんだか懐かしい。

上をつまんで上げると箸が広がりながら上がってくる物です。

う~ん、久しぶりという感じですね。

私はさしみ定食即決だったので、妻が頼んだ天丼の他に何があったかハッキリ覚えていません。

Pa220005 程なくして可愛いお盆に載せられたさしみ定食登場。

850円。

マグロです。

ご飯の丼が陶器なので手にズッシリと重い。

味噌汁は豆腐とねぎです。

味噌汁、熱い。

マグロは薄っぺらじゃなくて角柱切り。

噛んでるとなんとなく甘みを感じるような、粘りがあるような、口の中で溶けていくと思えるような食感でしたね。

スーパーによくある水っぽくて冷たい刺身との違いが私でもわかりました。

味噌汁の量も多めです。

畳の上に座っていたので足が痛くなりました。

最近は椅子や掘りごたつに慣れてしまっているので、畳の上に座るのがちょっと辛いのです・・・。

この辺りは街の大きさの割には食事ができる店が多いような気がします。

いつも“ちっちゃな文化展”の時しか来ていないので、機会があれば普通の週末の時にでも来てみたいと思います。

次の「食堂放浪記」もいつになるかわかりませんよ。

そういえば今年は「旧東海道復路の旅」もまだやってないなあ・・・。

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食堂放浪記・12

10月22日の金曜日、「ちっちゃな文化展」を見に行った時に入ったお食事処が食堂だったことが判明したので食堂放浪記に加えます。

実は当日現場へ行ってまもなく別の食堂を見つけたので、ぐるっと見物してきてからそこへ入ろうと思っていたたんです。

そして戻ってきたら暖簾も掛かっていたし“営業中”の看板も出ていたので入ろうとしたら鍵が掛かってました。

もうガッカリでしたよ。

Pa220020 仕方がないのでどこか別の店を探しながら歩いていて見つけたのがこの「まる一食堂」でした。

中へ入ったら手前にテーブルがいくつかあり、そこではおばさんグループのにぎやかなおしゃべりが。

その奥の座敷が空いていたのでそこへ座りました。

お品書きは壁にあって、品数は思ったより少ないですが定食と丼物がメインのようです。

私は迷わずさしみ定食(1000円)にしました。

注文と同時に店のおばさんが外の暖簾を中へ入れていたので、ここでも午後休みギリギリの時間だったみたいです。

Pa220018来ましたよ、さしみ定食。

「おっ」っと思ったのが、マグロがたくさんあるということ。

ちょっとうれしくなりましたね。

刺身は他にイカ・ブリ・白身(?わかりません)で、あとはご飯・ワカメの味噌汁と糸こんにゃくと肉のピリ辛煮、そして漬物(タクアン、白菜)です。

Pa220019 マグロは美味しかったですねえ。

赤身ではない(かな?)、トロではない(もちろん!)、中トロに近いような、ちょっとした脂分が口の中にジワ~ッと広がるような食感でした。

こういうまぐろの刺身が出てくる店は(私の経験はまだ浅いですが)少ないないですね。

真っ白なイカも口の中でトロンと消えていきました。

小鉢のピリ辛煮も美味しかったです。

本当にちょっとピリッとする程度の辛さなんですけど、それが糸こんにゃくのプルプル食感と合っているんですよね。

ここは座敷から奥の厨房が見えたんですが、年配のお父さんお母さんだけでやっているみたいでした。

でも偶然入った店で美味しいのが食べれたのは良かったです。

妻が食べたエビフライ定食の海老も美味しそうでした。

そうそう、さしみ定食には大根のつまがつき物ですけど、ここはサラダ用みたいな野菜が添えられてましたよ。

さあ、次はどこの食堂へ・・・。

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食堂放浪記・11

前回から2ヶ月以上のご無沙汰でした。

今日は何回か行ったことがある、知る人ぞ知る浜松市南区下江町の「辰巳屋食堂」です。

ここはラーメン、そばから定食物、丼物がいくつもあり、セットメニューも多彩の食堂なのです。

地元では有名ですよ。

でも魚関係はないみたいです。

正面にカウンターで5~6席、右にはテーブル席と畳、左が座敷になっているようです。

この食堂、昔は我が家のある町内にあって、学校へ行っていたころ土曜日などの休日のお昼や夕ご飯に電話で餃子を注文して何回も届けてもらったことがあるのです。

だから私は“辰巳の餃子”の印象が強いですね。

P9180021 そんなこともあって今日は“餃子定食12個”にしました。

税込みで777円です。

ご飯に油揚げ・豆腐・ネギが入った味噌汁、わらびのおひたし、きゅうりの漬物、そしてモヤシの上に細長タイプの餃子12個です。

こういう餃子を浜松餃子と言うそうですけど、この辺りではこれが普通と思ってますから○○餃子なんて立派な名前がついても別になんとも思わないですね。

数ヶ月ぶりに食べましたが、コレコレ、この味です。

ニンニクの風味は感じられず、野菜多めで作っていると思われます。

焼き目のパリパリ感もそんなになく、皮全体がが柔らかくてプリプリした食感がたまらんです。

細長で小さめなので12個は瞬く間になくなりました。

ここの餃子のタレも私は好きなのです。

今日はラー油を1滴入れましたが、タレだけでも十分美味しく食べれると思います。

もやしも太かったし、わらびも柔らかくて味が染みてて美味しかったです

妻はエビフライ定食を食べましたが、細めの割には意外と長い海老が3つもありました。

こちらもおいしそうでしたよ。

冷奴も付いてました。

午後6時過ぎに店に入った時は客は2組くらいの夫婦らしき人と一人のおじさんがいただけでしたが、私たちが注文を待っている間に続々と家族連れやおやじグループがが入ってきていっぱいになりました。

「あら、しばらくぶりねえ。」

「オウ、久しぶり!」

このやりとりを聞くだけで地元客が多く集まる店というのがわかりますね。

ぜひ皆さんも食べにきてください。

でも注意するのがお店の入り口。

暖簾をくぐって引き戸を開けて入ったら、すぐ左側のドアを開けてください。

左側ですよ。

引き戸を開けてそのままの勢いで前へ進んだらガラスにガツンとぶつかりますからね。

さて、次はどの食堂へ・・・。

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食堂放浪記・10

P7090004「お~い。雨降りすぎだぞ~!」

こんな感じで天狗様も怒っているように見えるくらい雨が降ってます。

今日の食堂放浪は天竜区春野町気田まで来ました。

旧道沿いにある「食堂はやしや」です。

行ったのはお昼過ぎですが、暖簾が出ていても本当にやってるか不安でした。

でも入り口に近づいたら中からテレビの音が聞こえたので一安心。

入り口のすりガラス越しにテーブルが見えていたのでかなり狭い店だなあと思いました。

中に入ってみると目の前にいきなりテーブル出現。(思ったとおりです)

でも手前と奥に4人掛けテーブルが2つだけで、右側には1畳ほどの小上がり、左奥には座敷がありました。

奥のテーブルでは、いかにも地元のおじさんという人が何かの定食を食べてました。

すっかり忘れてましたが、ここはレモンラーメンで有名のお店です。

でも私は世間の皆さんと逆を行きたい!

ということで、ホワイトボードに手書きされていた文字、

「スッキリピリカラ 唐辛子味噌 (玉子入り) 赤いラーメン 700円」

これにしました。

ここのメニューは丼物やラーメン・うどんと数は少ないですが、麺は自家製のようです。

おっと、中山儀助さんと思われるサイン色紙が1枚だけ渋い光を放っています。

テーブルにおいてある“S&B・テーブルコショー”の台形ビンが大きい!

さ~て、赤いラーメンが来ました。

でも、思ったよりは赤くなかったですね。

真っ赤じゃなくて醤油スープが濃くなったような感じですかね。(私の印象ですよ)

あとは薄めのチャーシューが2枚に、程よい半熟状態の玉子、メンマ、中央には細かく切った青ネギがありました。

さっそくスープを一口飲んでみましたが、辛さも「ピリッ」という程度だったです。

昨日の夕ご飯のおかずのエビチリのほうが辛かったかも。

普段あまりラーメンを食べないので麺の良さはよくわからなかったですが、私の目を引いたのはメンマでした。

薄味でしたが1つ1つが長い!

本当に竹の子を細長く切って煮たような味・食感でしたよ。

桃屋のメンマも美味しいですが、ここのメンマも私は好きです。

P7090002 辛いもの好きの私は結局スープまで全部飲んじゃいました。

気持ちよい汗がジワ~ッと出てきました。

ということで今回も満足、満足です。

お店のご夫婦(?)の挨拶も元気が良くて、また来てみたいと思える食堂でした。

ここへ来るまでを含めてこの辺りには私が選び出しておいた食堂が他に4軒もあります。

春野へ来るのが今後も楽しみになってきました~。

さて、次はどの食堂へ・・・。

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食堂放浪記・9

平日なのになぜか会社が休みの月曜日。

怪しい天候ではありましたが、またまた食堂へ行ってきました。

P6140011 新焼津漁港の隣の小川漁港にある「小川港魚河岸食堂」です。

朝6時15分に家を出て150号線を走り、着いたのが8時20分ころでした。

平日でも昼間は混むと思ったので空いてそうな時間を狙ったんですが、ちょっと狙いすぎましたかね。

この食堂は本当に港の近くなので、当たりは海の香りがプンプンです。

P6140010 ここは中に入ったらまず食券を買うんですけど、この時はかつお関係のメニューに“×”印が多かったですね。

頭の中では「かつお刺身定食・・・!」だったのでちょっと残念。

でも他にもメニューは盛りたくさん、いや、盛り盛りたくさんです。

隣にある券売機もこれくらいのメニューの数がありましたからね。

右側の壁は料理の写真でいっぱいです。

で、私は1000円の海鮮丼にしました。

奥へ行っておばさんに渡してから番号札をもらいました。

客は港関係者が8人ほどで、あとはガラガラでした。

風で海が荒れてたから漁がなかったのかなあ・・・。

それだったらメニューに“×”が多いのもわかりますが。

P6140009

おっと、早速番号が呼ばれました。

私にとっては豪勢な海鮮丼!

まぐろ・ネギトロ・イカ・ホタテ・鮭・甘えび・イクラ、それに海苔(かな?)。

あれ、奥にあるのがカツオかな?(ごめんなさい、魚はよくわかりません。)

御飯は酢飯にしてもらいました。

他にはみそ汁(豆腐・ワカメ・タマネギ・油揚げ)とたくあん2切れ、そしてわさびとおろし生姜です。

今回印象に残ったのはホタテのトロ~ンとした舌触りとみそ汁の風味でしたね。

口の中で溶けそうで溶けないホタテ、噛めばいいのか押しつぶせばいいのかわからないホタテが美味しかったです。

御飯は思ったより少なめだったので、味わうというよりもかき込んでガバーッと食べてみました。

う~む、良かった良かった。

海鮮丼にはやっぱり酢飯ですねえ。

でも御飯の上の魚介類は全部この港で獲れたわけではないんでしょうけど、そんなのは私には関係ない、満足さえできればいいのです。

そもそもこの食堂は観光客目当てというよりも漁港関係者の食堂なんですから。

ここのメニューの豊富さはトップクラスでしょう。

有名人やそうでない人・誰だかわからない人のサイン色紙もびっしり貼られてましたよ。

ここもまた来てみたい食堂ですね。

厨房の中のおばさんや男性の挨拶もしっかりしてましたよ。

次回は黒はんぺん関連を予定しておきます。

さあて、帰ろうかな?と思いましたが、妻にお土産を頼まれていたので、焼津さかなセンターによって削りたての鰹節2袋を買いました。

1袋350円でしたが「2袋で500円!」の言葉につい買ってしまいました。

でもいい香りです。

そういえば最近食堂で刺身しか食べてないですねえ。

店の本当の味がわかると言われる煮魚をそろそろ食べてみようかなと思っている次第であります。

さて、次はどこの食堂へ・・・。

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食堂放浪記8

今日は風はあったけど暑かったですね~。

妻が実家に帰ったため私は自由の身になった(!)ので、午後3時過ぎという中途半端な時間に食堂を放浪してきました。

例の潮見坂へ行く道を西へ走り、行こうと思っていた食堂がやってなかったので、坂を上ってバイパスとの合流地点の先の右コーナーの手前にある「汐見茶屋」へ行ってきました。

P6120003 狭い駐車場ながらいつもは車でいっぱいなんですけど今日は店の人のものと思われる1台だけ。

店の前では4匹の猫がのんびりと出迎えてくれました。

中に入ってみるとテレビを見ていた年配のお母さんが1人、そしてガラスケースの中には狸(?)の剥製。

店の右半分はテーブル席、左は畳の座敷、私は他に客がいなかったこともあり迷わず畳のほうにしました。

メニューは定食ものが半分くらいで、あとは一品料理ものと丼物・ご飯・汁物でした。

朝鮮漬というのもありましたねえ。(どういうのでしたっけ?)

私はその中から“さしみ定食”!(また注文してしまいました)

注文したあとに何となく顔を上げると潮見坂の昔の写真がありました。

なんでも昭和33年より前の風景だそうです。

道の広さはそんなに変わってないようですが、周囲は建物が何も写ってなかったですね。

P6120002来ましたよー、“さしみ定食”。

マグロとイカと甘エビです。

あとはご飯とあさり汁、やっこに漬物ですね。

マグロは厚めに切ってくれてあったので、お箸での持ち応え(?)があって美味しかったです。

漬物はキュウリでしたが、漬物としては見たことがない切り方でしたね。

四角い形になるように切ってあって、皮の部分がところどころ剥かれていました。

きっと自家製なんだろうな。

漬物好きの私としては美味しい漬かり方で歯ごたえも好感触でしたよ。

あと驚いたのが“あさり汁”のあさりの多さです。

粒は小さいんですが、食べても食べてもみそ汁の中から浮かんでくるようでして食べ応えがありました。

家で軽い昼ごはんを食べたあとでしたが意外と普通に食べれましたね。

もちろん今回も満足でした。

調理は厨房にいたおやじさんのようです。

帰り際にお母さんに訊いたところ、昭和22年ころから食堂をやっているそうです。

60年以上ってことになりますね・・・すごいなあ。

でも今は路線バスが通っていないので出かけるときが大変なんだそうです。

巡回バスのようなものはあるそうですが、本数が少ないので苦労が多いみたいです。

でもこういう食堂はいつまでもやっていてほしいです。

今日のさしみ定食は1100円でした。

この「汐見茶屋」の営業は午前9時から午後5時30分までで、毎週月曜休み、第2火曜休みです。

ただし、車で駐車場へ入るときと出るときは十分すぎるくらいに気をつけたほうがいいです。

さあ、次はどの食堂へ・・・?

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食堂放浪記7

また食堂へ行ってきました。

今回は私ひとりで。

今日の食堂は、前回の「おかめ食堂」を西へ走り潮見坂を上がる手前にある「昼夜食堂・港屋」です。

P6050014 ここもいかにもトラック運転手の食堂っていう感じですね。

食堂名からして刺身を期待しながら入ってみました。

おお~っ、私の理想にピッタリの雰囲気でしたよ。

入った正面に6人用テーブル(木製)が4つ、座敷にはテーブルが4つほど(たぶん)。

木製テーブルの椅子は会社の食堂にあるようなスチール製の古めの椅子です。

レジの上には柱時計、右の壁には大型クーラー、その横には大きな鏡と洗面台、まさに“This is 食堂!”ですね。

驚いたのは柱時計の横にあるお品書きの数です。

麺類・揚げ物・刺身・珍味・酒の肴など、見ているだけでも楽しくなってくるくらいです。

ざっと数えたところ、76+11(ご飯・汁物)+8(アルコール類)の約95種類がありました。(数えました)

定食ものはなかったですね。

あまりの多さのため選ぶのに5分くらい迷い、めし(中)・とん汁・たこさしみ・いかうにを注文しました。

来ました、来ました、今回もタクアンが2切れも付いてます。

お~っと、たこさしみの1切れが厚い!

しかも、それが7切れほどもありました。

やっぱりスーパーと違って(また出ました!)噛み応えがあって美味しかったです。

さらに飾りのパセリの大きいこと、大きいこと。

いかうには切ったいかの身を少しのワタと少しのウニで和えたものでした。

ウニだけだと味がくどいかなと思ったんですが、ワタの風味があることでこれ単独でも食べれましたね。

こういう時に日本酒が飲めればいいんですけどね。

もちろんいかうにはご飯にのせても食べましたよ。

とん汁は赤味噌(?)の濃い味で豚肉と豆腐がひと回り小さいドンブリに入ってました。

肉は薄め・小さめでしたけど数多し、ゆえに美味しいのだ

食べながら周りに目をやると、座敷のおじさん2人はビールとつまみの追加の繰り返し。

隣のテーブルの1人おじさんもやっぱりビール追加。

パートと思われるお母さんはテーブルでラーメンを食べた後に「お先に失礼します。」と言って早めのご帰宅のようです。

今日は全部で1200円でした。

今日で7軒目の放浪記ですが、今までの中では間違いなく最高ランクですね。

店の雰囲気、年配のおじさんおばさんが働いている、お品書きの数と内容、飲み食いしている客の雰囲気など、憧れの食堂を1軒見つけることができました。

本当は「港屋・本店」のようですけど、ということは支店がどこかにあるのかな?

この食堂の営業時間は10時~22時、日曜定休です。

やっぱり食堂放浪は土曜日か平日がいいみたいですね。

さて、次はどこの食堂へ・・・。

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食堂放浪記6

今日30日の日曜日、自治会の草刈りのあとに妻と食堂に行ってきました。

P5300002 「おかめ食堂」です。

東海道線の新居町駅前の国道1号線の左カーブを西に進みしばらく走った左側にポツンとありました。

浜名バイパスが無料になったためでしょうが、交通量が少なくてとてものどかな場所です。

周囲に目立った建物はありません。

この食堂、外から見た感じはいかにもトラック運転手の食堂のよう。

中に入ると中央から右がL字型カウンター、左に座敷がありました。

メニューは酒の肴から蕎麦類とごく普通。

店内はご主人一人でやっていました。

別紙に“まぐろ刺身”や“トマト”、“タマネギスライス”などがあったので、私は迷わず“まぐろ刺身”に。

「定食みたいにできますか?」と確認したらご飯と豚汁が付くそうなので・・・。

別部屋のキッチンに入ってしばらく・・・来ました~。

おっ、タクアン2切れも付いている!

刺身は6切れくらいで、切れてなくてつながっている部分もありましたがいつもスーパーで買っているものよりは美味しかったです。(スーパーとの比較でごめんなさい)

柔らかかったと言っていいのかな?

つま(大根)はちょっと太目の短めでシャキシャキしてました。

豚汁も良かったですよ。

さすがに肉は薄かったんですけど、思ったより多くて美味しくいただきました。

刺身の値段はわからなかったんですけど、妻の天ぷらそばが400円であわせて1300円の支払い。

で残り900円。

お品書きではご飯・豚汁が各150円なので、まぐろ刺身は600円っていうことになると思います。

斜め向こうに座っていた男性に来た“イカの丸焼き”が大きくて美味しそうだったなあ。

次はそれを食べてみようと思います。

これまで食堂を何軒か放浪してきましたが、やっぱりこれといった料理が居酒屋よりも少ないですね。

でもいつかは「おおっ!」と思える料理に巡り合いたいと思います。

やっぱり煮魚が基準になるかな・・・。

P5300001

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食堂放浪記5

妻が昼寝をしている隙に(うそ。伝えて出てきましたよ)、天竜川を北上して天竜区の食堂へ行ってきました。

P5150031 遠鉄バス車庫、遠鉄ストアの向かいにある「いづみ食堂」です。

秋葉ダムへ桜を見に行った帰り(だったかな?)に見つけたのでぜひ来てみたいと思ってました。

遠鉄ストアの駐車場に車を置いて、道路を走って横切ってお店に入ってみました。

年配のお母さん一人でやっているみたいで店内は思ったより小さかったですが、いかにも昔からある、地元に根付いたお店という感じ。

4人掛けのテーブルが2つと、4畳くらいの座敷に小さい机が2つありました。

北島三郎の大きなポスターも。

メニューは450円から700円といううれしいお値段。

定食はなくて中華そばなどの麺類と丼物だけでしたが、私はその中で異色に見えた“カレーライス”を注文。

鍋からよそうだけだからすぐ出てくると思いましたが、調理場でトントントンと包丁で野菜を切る音がしてきました。

注文してから作ってくれるんですねえ。

早く出てくるのもうれしいですが、こういう待ち時間もたまにはいいですね。

私はテレビの真下に座ったので番組の音だけ聞いて新聞を見ながら待ってました。

P5150027 10分くらい経ったでしょうか、来ました来ました!

いい色してますね。

具は細く切った玉ねぎと豚肉、そして緑色が目立つグリーンピース、横にはもちろん福神漬けです。

注目はスプーン。

今どきのスラッとして軽いものじゃなくて、ボテッとして肉厚でドッシリとした重さ、そして使い込まれて輝きを失った昔ながらのスプーンです。

私の手にはぴったりでしたよ。

そのうれしいスプーンで食べてみました。

会社のカレーは口の中にいつまでも匂いが残るんですが、私の感覚ではこのカレーは口には匂いが残らず喉に残ってましたね。

なんとなく粉の舌触りも感じました。

今思えばどうやって作ったのかを聞いておけばよかったなあ。

でも私好みの辛さ、私の好きなカレーでした。

美味しくいただきました。

600円です。

支払いの時にお店のお母さんに聞いたんですが、お店を開いて5~60年経つそうです。

きっと昔はこういう店が何軒かあったけど、だんだんと店を閉めてしまってこの店だけが残ったのかもしれないですね。

今は食べれる店は周辺に何軒かありますけど。

だから私はまた寄らせていただくことをお母さんに伝えてから食堂を出てきました。

というわけで、今日は山間部の入り口にあるお店でした。

さて、次はどの食堂へ・・・?

「ありがとうは 幸せになる 魔法の言葉」

(掛け軸の色紙に書いてありました。)

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食堂放浪記4

5月2日に「まどおおきに 遠州菊川食堂」へ行ってきました。

全国チェーン店を2つも放浪記にしてもどうなのかな?と思いましたが、食堂には違いないので数に含めますね・・・。

P5020002 今回はご飯(大)、みそ汁、サーモンのお造り、菜の花の辛子和え、ささがき牛蒡きんぴら、アジフライにしました。

ご飯は前回ごはん(中)にしたらちょっと足りなかったもので。

サーモンはプルンプルンでしたね。

でも水っぽく、味がよくわからなかったです。

まあ新鮮というものがどんな感じかわからないのでハッキリした感想が言えないんですよ。

美味しいのか美味しくないのか分かりません。

菜の花の辛子和えは私は大好きなのです。

今回は茎の部分が多かったので私好みで、ピリッとした辛さもちょうど良かったですね。

きんぴらは牛蒡は柔らかかったけど汁気が多かったです。

たぶんケースに陳列されている間に汁が出てしまったかもしれません。

でもきんぴら牛蒡は冷めたほうが美味しいのでOKです。

アジフライは厚みがありましたねえ・・・といっても、何だかころもが厚かったみたい。

パリッとした食感も少なかったので、これはやっぱりころも薄めで、尚且つ揚げたてがいいですね。

今回は866円でした。

そういえばカレーがあるのを後から知ったので次回は食べてみたいなあと思いました。

それにしても、浜松の私からすると菊川の前に“遠州”が付くのが「?」と感じてしまいます。

でも遠江国だったので“遠州”で正解なんですけど・・・。

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