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夜霧のブルース

 チャンネルNECOの日活映画「夜霧のブルース」を観ました。

 主演は石原裕次郎さん!

 他には浅丘ルリ子さん、岩崎加根子さん、山茶花究さん、垂水悟郎さん、小池朝雄さん、沢本忠雄さん、市村博さん、久しぶりの天坊準さん、柳瀬志郎さん、深江章喜さん、郷鍈冶さん、芦田伸介さん、高田敏江さんなどが出演されていました。

 内容を全く知らないまま観ましたが、最後までジーッと集中して観ることができた良い映画だったと思います。

 始めのほうで、対立する荷役会社の社長の命を裕次郎さんが狙いに来るわけですが、乗り込んでくるまでの流れを振り返る形で映画が展開していきましたね。

 途中で現実と過去が混乱しそうになりましたが、裕次郎さんが社長を睨みつける場面以外は全て過去の話だ・・・というのがハッキリしてからは、場面ごとに現在・過去をしっかり区別して観ることができました。

 この映画では私は浅丘さんのお腹の中の子供が動いたことに喜ぶ裕次郎さんの“明るい顔”が強く印象に残りましたね。

 数少ない喜びのシーンの中の1つでしたが、実際の裕次郎さんが叶えられなかったこととダブって見えてしまい、なんとも言いようのない複雑な気持ちになってしまいました。

 山茶花究さん、以前にも確かヤクザ映画で観たことがある俳優さんでしたが、読み方がどうしても思い出せませんでした・・・が、「さざんか きゅう」さんでしたね。

 悪いことは全て子分にやらせて、自分の手は決して汚さないという代表のような怖い顔をされてました。

 裕次郎さんは結局は乗り込んだ後に殺されてしまいますが、映画はそこですぐに終わらず、もう二度と主の帰ることのない部屋の中を映す余韻を残してくれたのがとても良かったです。

 主人公が死んでしまった時は、このような終わり方のほうが納得して終えることができますね。

 妻の浅丘さんとお腹の子供、そして結果的には後を追うように裕次郎さんも死んでしまったのが、観終わってじっくり考えるととてもかわいそうな気がしますが・・・。

 

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