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「小さき闘い」より 敗れざるもの

 チャンネルNECOの日活映画『「小さき闘い」より 敗れざるもの』を観ました。

 随分久しぶりに観る日活映画だと思います。

 主演は石原裕次郎さんと小倉一郎さんです。

 あえてこのお二人を“主演”とさせてください。

 他には十朱幸代さん、大坂志郎さん、山形勲さん、清水将夫さんなど。

 藤岡重慶さん、深江章喜さん、野呂圭介さんは裕次郎さんの回想場面に出てました。

 そして“オヤジさん!”の小林昭二さんは回想シーンと工事現場での出演です。

 この映画は脳腫瘍に冒された少年・小倉さんと住み込み運転手の裕次郎さんとのふれあいを描いた映画でした。

 裕次郎さんもただの運転手ではなく、暗い過去を背負っているというのが後半で重要な意味を持ってきましたね。

 小倉さんが自分の病状の詳細を知ってしまうきっかけとなってしまった看護婦に、裕次郎さんが厳しく問いただす場面は怖いくらいの迫力を感じました。

 その時の目の厳しさが印象的でした。

 少年役の小倉さん。

 私は昔の「ハリックス55」のCMで荒勢さんから「バシッ!」と思いっきり貼られる時の痛そうな顔が印象に残っている俳優さんですね。

 「赤かぶ検事シリーズ」の浜松版にも出演されていました。

 身体が細くて弱々しさが感じられる小倉さんとは全く違って、この映画では重い病に立ち向かおうとする強さを随所で見せていたと思います。

 少年の命が絶えてしまった時に語りかけた裕次郎さんの流した涙は本物のようでしたね!

 本当に良い場面でした。

 小倉少年が運転手の裕次郎さんを呼ぶ時の「橋本くん!」

 年齢差とは逆の立場というのも、この映画をいいものにしてくれていたと思います。

 “裕次郎さんと少年・子供”という組み合わせは新鮮に映りますね。

 実はこれより前に民放テレビで1話完結で放送され、大きな反響があったそうですね。

 これはそのドラマを映画化したもののようです。

 テレビ版のほうも放送予定にあるようですが、この映画のイメージが変わってしまいそうでイヤなので、私はたぶん見ないと思います。

 

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