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帝銀事件 死刑囚

 チャンネルNECOの日活映画「帝銀事件 死刑囚」を観ました。

 主演は新聞記者役の内藤武敏さんと平沢貞道さん役の信欽三(欣二)さんのお二人だと私は思います。

 容疑者が逮捕されるまでは主に内藤さんの様子を描き、逮捕後は信さんが中心となってましたから。

 他には井上昭文さん、鈴木瑞穂さん、笹森礼子さん、柳川慶子さん、北林谷栄さん、庄司永健さん、藤岡重慶さん、草薙幸二郎さん、柳瀬志郎さん、高品格さん、垂水悟郎さん、佐野浅夫さん、山本陽子さんなどが出演されていました。

 これは戦後間もないころに起きた帝国銀行での毒殺事件を取り上げたドキュメンタリー的な映画で、序盤には当時の実際の映像も出てきました。

 内藤さんや井上さんを始めとする新聞記者たちは、事件発生時には先を争って半ば強引に取材するわけですが、事件の内容が徐々に明らかになってくると取材も人情的になっていきますね。

 被害者の笹森さんと内藤さんとの結婚は、この映画には不要ではなかったかと思います。

 それまでの流れがそのことによって少し冷めてしまったように感じました。

 平沢さん役の信さんはとても良かったです。

 特に強制的に自白させられながらも淡々と話しているところは、逆に気の毒に思えてしまうくらいでした。

 無理して耐えている・・・そんな気がしました。

 娘役の柳川さんは父親が逮捕されてもさばさばした感じでしたが、刑務所で面会を終えた時に泣き崩れる様子は強く印象に残りました。

 無実の人が強引な自白によって罪を認めてしまったために死刑判決を受けてしまう・・・、たぶん表に出てこなかった同じような例はもっとたくさんあったはずです。

 強制自白は今は減ってきているでしょうけど、「無い!」とは言えないでしょうね。

 とても他人事とは思えない辛い映画でした。

 

 

 

 

 

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