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大氷原

 録画してそのままになっていたチャンネルNECOの日活映画「大氷原」をようやく観ることができました。

 主演は宍戸錠さん。

 他には和泉雅子さん、小高雄二さん、大坂志郎さん、沢本忠雄さん、中原早苗さん、高品格さん、近藤宏さんなどが出演されていました。

 何となくファンでもある天坊準さんも久しぶりに見ました。

 この映画、ファンでもある和泉さん目当てで観ただけでしたが、想像以上に素晴しく完成された映画でした。

 「観ただけ。」なんて失礼なことを言ってしまいましたが、観ることができて本当に良かったです。

 野性味あふれる錠さん、悲しい表情の和泉さん、鋭い目の小高さんなど、皆さんそれぞれの特徴がよく出ていましたね。

 錠さんの映画はあまり観ていませんが、小林旭さんとの共演の時よりも存在感が大きかったと思います。

 単なる主役よりもさらにスケールが大きい感じだったです。

 小屋の中で眠っている錠さんの傍らで祈っている和泉さん、でもどこか悲しそうな目がとても印象に残りました。

 遭難した小高さんと沢本さんを探すために錠さんの後に付いてオホーツクの大氷原を歩いている場面は、これこそが“冒険家・和泉雅子さんの原点だ!”としか思えなかったです。

 もちろん当時の和泉さんご本人には考えもつかなかったでしょうが、私は将来の北極点踏破の旅のために神様が和泉さんをこの映画に導いてくれたのだなと思いました。

 何かに怯えている感じの小高さんや大坂さんも良かったです。

 大坂さんには「実は過去に起きたあの事件の首謀だった!」という役が何作品かあるなあという印象を持ってます。

 小高さんも錠さんに反発する役としての“怒哀”(喜と楽がない!)の表情がとても良かったです。

 「大氷原」、本当に思っていた以上に素晴らしい映画でした。

 こういう映画を映画館の大スクリーンで観ることができたらもっといいだろうなと思いました。

 錠さんは主題歌も歌っていましたが、冒頭とエンディングとでは歌の重さが違ったように感じましたね。

 え~と、その重さというのをうまく表現することは難しいですが、これから映画を観るという意味の冒頭は“聞いた”、そして観終わった後のエンディングは“聴いた”という感じでしょうか。

 知らない日活映画の中にもまだこういう素晴らしい映画がたくさん残っていることでしょう。

 そして和泉さん自身はこの映画をどう思っているのかも訊いてみたいですね。

 

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映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

こんにちは
 やっと観られた8日に録画してたのですが
 雨でとれてなかったので21日にやっと観る
 ことができました
 白黒だと思ったのがカラーだったんですね
 風景が本当に綺麗だった
 
 北海道・網走で10日ぐらいロケしたそうで す
 靴も夏のゴム長にアザラシの毛を張り付けた
 だけだったそうです寒かったみたいです
 近くに番小屋みたいのがあってお母さんと
 火をさがして入ったらおじいさんがいて
 とれたてのウニの弁当と駅弁を取り替えて
 くれたそうです
 とれたてだからおいしくてビックリしたそう です
 後で網走の市場で食べたけど防腐剤がかかっ て味が全然違ってそれから10年もウニが
 食べられなかったそうです

 まだ14歳で「こんにちは」って宿屋に
 入ったら松尾嘉代さんが宍戸錠さんの
 相手役で和泉雅子さんが子役だと思った
 らしく和泉さんが相手役だとしって
 宿の人が腰をぬかしていたらしいです
 夕刊フジの「自伝和泉雅子」に書いてました

 悲しそうで感情を抑えていっきに
 ぶつける役うまいですね
 出番が少ないですが存在感がありますね
 私も「これこそが“冒険家・和泉雅子さんの 原点だ!」と思いました
 

 インターネットみてたら和泉さんの
 銀座のビルの6階貸主を探しているみたい  どうですか?
 
 

投稿: きなこ | 2016年6月20日 (月) 21時21分

きなこさんへ。

和泉さんの潤んだ目がとてもきれいでした。
考えすぎかもしれませんが、和泉さんの代表作としてよく出てくる「非行少女」よりもこの映画のほうが印象に残る演技・表情だったかもしれないと思いました。

和泉さんビルの6階情報ありがとうございます。
「たぶんこれだろうな。」というので確認しました!
私だったら・・・と考えましたが、借りてもここで何をやればいいか思い浮かばないですね。
だから今回は遠慮させていただきます・・・wobbly

投稿: まさたみ | 2016年6月21日 (火) 18時50分

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