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黒の試走車

 チャンネルNECOの、今回は大映映画の「黒い試走車(テストカー)」を観ました。

 「試作車」だと思ったら「試走車」でした、間違えました!

 主演は田宮二郎さんでした。

 私が他に知っていた人は高松英郎さん、船越英二さん、中条静夫さん、菅井一郎さんくらいでした。

 この映画は題名の「黒い」という2文字が行ったり来たりしていましたね。

 ライバル自動車メーカーの間でお互いの開発車の情報をスパイ行為で探りあい、騙しあい、どんどん深みにはまっていくという、ある意味恐ろしい映画でした。

 まずは社内の人間を疑う、金をちらつかせてスパイ行為を依頼する、恋人までスパイとして利用する、脅しと暴力でスパイ行為を自白させる・・・。

 会社のためといいながら、やっていることは反社会的のようですね。

 スパイ班の課長・高松さんは怖いくらいに迫力ありました。

 とくにあのギョロッとした鋭い目が!

 最後のほうは暴力で強引に自白させる刑事のようでした。

 田宮さんは部下としてライバル社の情報を探っていましたが、あまりにも酷いスパイ行為に嫌気が差して、最後には会社を辞めてしまいます。

 でも辞職がこの恐ろしい映画を引き立ててくれたなと思っています。

 深みにはまった泥沼から田宮さんだけきれいさっぱり抜け出してくれましたから。

 ライバル社のスパイ部長役の菅井さんは日活映画「青春ア・ゴーゴー」に出演されていた俳優さんでしたね。

 なんとなくユーモアを感じるような、私が好きな俳優さんの1人でもあります。

 映画のラストのように、外観はきれいでカッコよくても本当の中身は“黒い”車は今も走っているんでしょうかね?

 昔ほどではないんでしょうけど、実際はどうでしょうか・・・。

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映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

お久しぶりです
この作品は結構好きです
途中読唇術の場面とか登場するのですが現代ならどんな方法になるのかなと思いました
大映作品はストーリー重視のカラー、日活作品はカラッとした爽やかなイメージがあります
自分はどちらかといえば日活が好きです

投稿: スズキ | 2016年5月 9日 (月) 08時52分

スズキさんへ。

お久しぶりでございます。
私はこの映画を観ていて、終盤にあんなに狂った中身の話になるとは思わなかったです。
「大映」だから、しかも田宮さんだから成り立つ映画なのでしょうね。
でも観て良かったです。

実は同じ田宮さんの映画で三菱ギャランGTOが出る映画も観たかったのですが、気がついたら放送が終わっていました。
残念でした・・・。

投稿: まさたみ | 2016年5月 9日 (月) 19時05分

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