銀座の恋の物語
チャンネルNECOの日活映画「銀座の恋の物語」を観ました。
何年か前にBSのどこかのチャンネルで観たことがありますが、今回改めて観てみました。
主演はもちろん石原裕次郎さん、そして浅丘ルリ子さんも主演と言っていいでしょうね。
他にはジェリー藤尾さん、江利チエミさん、和泉雅子さん、清川虹子さん、高品格さんなど。
裕次郎さんとのデュエットの相手の牧村旬子さんも出ていました。
話の流れはすでに知っていましたが、前回観た時以上に「これは良い映画だなあ。」と思いました。
“青年”という言葉がピッタリの裕次郎さんと、“恋人”という言葉がピッタリの浅丘さんとの2人の表情がとても良かったです。
大げさな感想というわけでもないのですが、このお二人にしかできない映画と言ってもいいんじゃないかな。
浅丘さんの記憶が戻って、そこに裕次郎さんが戻ってくる場面は特に素晴しかったと思いました。
そういえば映画冒頭、早朝の銀座で人力車を引く車夫の裕次郎さんは粋でしたね。
この映画の内容とは全く違うイメージを最初に持ってきたような面白いシーンでもありました。
銀座が舞台の映画なので和光の時計塔も何回か出てきましたね。
映画も時計塔をバックにして終わってます。
こういうのを見るとなぜか“憧れ”を持つといいますか、また行ってみたくなってしまいました。
眼鏡をかけた若い和泉さんはまだあどけなさが残っていましたね。
「銀座の恋の物語」を口ずさんでいた場面がありましたが、どちらも短かったので歌唱力の良し悪しはあまり関係なかったか・・・と言ったら和泉さんに怒られてしまいそうです。
裕次郎さんも生きていたら先月の28日で80歳を迎えられていたんですね。
それを思うと“ボス”のままで亡くなられてしまったのがとても残念です。
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コメント
こんにちは
だいぶ前にテレビかなあ予告があって
裕次郎さんと浅丘さんが仲良く話しながら
橋を渡って行く時に偶然に車の中から
それを見て悲しげに少し涙ぐんでる
江利チエミさんが印象的で
知っていると思いますが和泉雅子さんが
いきなり監督さんに台本で「バカタレ」って
ぶたれて「いてえなあ なにすんだよ」
「立ち位置がちがう」って「ごめん」で
すんだそうです
裕次郎さんも生きてたら80歳なんだあ
愛川欽也さんの方が一つ上なんですか
昔の映画の方がいい映画がいっぱい
ありますね
投稿: きなこ | 2015年1月10日 (土) 21時02分
きなこさんへ。
私は前回観た時も、そして今回も思いましたが、ラストの江利チエミさんは恋人が戻って幸せになった裕次郎さんを見てうれしくて泣いているのか、あるいは好意を抱いていたけど元恋人が戻ってきたために自分は手を引くしかないことに悲しんで涙を流したのか?
でも映画の流れではやっぱり後者でしょうか・・・。
和泉さんは映画ではあどけなさを感じても、当の本人は江戸っ子気質そのままなんですね。
いかにも和泉さんらしい面白い話ですね。
裕次郎さんと欽也さんは同い年です。
「昭和9年会」で会ったこともあるそうです。
投稿: まさたみ | 2015年1月10日 (土) 21時24分