街から街へつむじ風
チャンネルNECOの日活映画「街から街へつむじ風」を観ました。
石原裕次郎さん、芦川いづみさん、小高雄二、宇野重吉さんなどが出演されています。
珍しく北原三枝さんは出てません。
この映画は、医師である裕次郎さんがホテル建築による病院買収の話に立ち向かう(?)という話でした。
裕次郎さんの映画で久しぶりにスカッと楽しめたこともあり、映像全体が明るく感じました。
しかもドラムを叩くシーンあり、「銀座の恋の物語」を歌うシーンありと、裕次郎ファンはたまらない映画だったと思います。
宇野さんはお寺の和尚の役でしたが、そこへ裕次郎さんが現れるとどうしても
「喜びの酒~、松竹梅っ。」
・・・を思い出してしまいます。
大坂志郎さんはナイトクラブの用心棒役でしたが、実は正当な取引をしようとしていた不動産会社社長の命を受けた秘密社員!
顔の傷が怪しかったですが、それも敵を欺くための手段だったようです。
裕次郎さんを助けた時は、私は「刑事だ。」と思ったんですけどね。
過去に起きた手術の失敗で自信をなくしていた小高さんが、父親の手術に裕次郎さんと共に臨む場面がありますが、このお二人と看護婦の芦川さんはマスクをしているので、画面に映っているのは目だけです
しかし、手術室で裕次郎さんと小高さんが目線をジーッと合わす場面や、一旦手術室を出た小高さんが心を入れ替えて再び戻ってきたことを喜ぶ芦川さんの目がとても良かったです!
“目で演技をする”とはこういうことなんですねぇ。
ナイトクラブの3人組の中に「キャプテンウルトラ」の中田博久さんに似た人がいましたが、調べてみたらやっぱり本人みたいです。
うれしい発見でした。
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