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北国の街

 チャンネルNECOの日活映画「北国の街」を観ました。

 舟木一夫さん、和泉雅子さん、山内賢さんなどが出演しています。

 今回の舟木さんは主演ですよ!

 この映画は舟木さん演じる真面目な秀才高校生が女生徒に恋をするという話です。

 映画のポスターやビデオのパッケージを見たところ明るい青春映画だと思っていましたが、和泉さんを巡って番長との争い、大学に行きたくても父親の看病のために断念する、和泉さんが白血病だということを舟木さんには知られたくない・・・など、どちらかというと悲しい映画でしたね。

 舟木さんはゲスト出演という形よりも、この映画のように主役かそれに近い役をやっているほうが映画が締まるような感じがします。

 娯楽映画が文学作品映画に見えるとでもいうのでしょうか。

 確かに原作「雪の記憶」があり、脚本も倉本總さんというのもあるでしょうが、真面目な高校生という役柄が当時の日活の俳優さんよりも舟木さんのほうがピッタリだったのでしょうね。

 セーラー服の和泉さんも清純そうで良かったです。

 江戸っ子気質という"見えない”ところではなく、"見た”印象そのままを生かした良い役だと思いました。

 話し出すとダメということではないですが、通学の汽車の中で静かに本を読んでいる姿がいかにも"男子生徒憧れの女学生”という感じでしたね。

 この映画では雪の中を歩くシーンが多かったですが、雪を踏む時のあの「サクッ、サクッ」という静かな音がこの映画の悲しさの部分を引き立てているようです。

 土の上を歩く音ではあまり引き立てる要素にはならないですからね。

 登場人物と同じくらいに映画を魅せてくれたいい音でしたよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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