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大出世物語

 チャンネルNECOの日活映画「大出世物語」を観ました。

 吉永小百合さん、そしてデビューして間もない浜田光夫さんの出演です。

 でも今回はこのコンビ以上の“主演”があの小沢昭一さん!

 残念ながら亡くなられてしまいましたが、いつもは脇役が多くてもこの映画では優しいお父さん役。

 そのお父さんの仕事は印刷工場で出る紙くずを回収するという地味なもの。

 回収箱に紙くずが溜まるのを椅子に座ってジーッと待っている姿が印象的でした。

 このお父さんの娘役が吉永さん、印刷工場の社長の息子役が浜田さんです。

 吉永さんは浜田さんから誘われても「親の身分の違い」を理由にあまり乗り気になれないでいます。

 でも工場の資金繰りが危うくなった時に、小沢さんが株で儲けたお金をポンと提供したために社長に大抜擢されてしまいます。

 その時のポカ~ンと口を開けてピクリとも動かない小沢さんも良かったですねぇ。

 驚いて下手にワーワー騒ぐよりも、「何事が起こったんだ?」という驚きの表情がよく現れていました。

 これで吉永さん、浜田さんの親の立場が逆転した形になりましたが、最初の「親の身分の違い」を理由にしたセリフも、お互いが全く逆の立場になって最初と同じようなことを話していました。

 普通は親の立場が逆転した時点でおしまいになりそうですが、それで悲しむという感じは全くなく、二人の友情はそのまま変わらずだったので明るく観終わることができました。

 小沢さんと闇屋の女社長・渡辺美佐子さんとのやり取りも面白かったです。

 仲が悪かったのが徐々にお互いを認め合っていく流れが良かったですね。

 吉永さんと浜田さんが出ているだけの理由で観た映画でしたが、小沢さんの演技に惚れ込んでしまいましたよ。

 スルーしないでよかったなあ。

 

 

 

 

 

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