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陽のあたる坂道

 日活映画の中でも名作といわれる「陽のあたる坂道」。

 おなじみの“チャンネルNECO”の放送を録画しておいて、連休前の仕事を終えてサッサと帰宅して観ました。

 211分、映画にしては長編だと思いますが、夕食を間に挟んだだけで一気に観れました。

 私はもっと“青春もの”に近い明るい映画だと思ってましたがちょっと違いましたね。

 石原裕次郎さん、北原三枝さん、芦川いづみさん、そして新人として川地民夫さんと小高雄二さんなどが出演です。

 小高さんはこの映画が公開された1958年デビューのようで、川地さんはデビュー作です。

 川地さんの歌っている姿が若者らしくて初々しかったです。

 この映画、実際は一部と二部とに分かれていましたが、別に分けなくてもいいような内容でしたね。

 でも第二部に入ると急に変化が起こったような気がしました。

 この映画は裕次郎さんが絡む2組の兄弟の相反するような関係の表現が良かったです。

 小高さんと裕次郎さんの兄弟、実は裕次郎さんは預けて育てられたので本当の兄弟ではない、裕福な生活をしていたがお互い無理に気を使いあってギクシャクしてくる。

 それに対して、実は本当の兄弟だった裕次郎さんと川地さん、初対面の時はうまくいかなかったけど、体と体で本気でぶつかり合って心を開き本来の“兄貴”と“弟”になっていく。

 この2組の対比がうまいと思いました。

 そして今回は2つのセリフが気になりました。

 まずは裕次郎さんの「ママ。」「ママ。」。

 裕福な家庭の息子ならではの呼び方ですが、あの裕次郎さんのセリフとしてはかなりの違和感がありました。

 日活アクション映画の代表としてはちょっと弱々しく感じましたね。

 そして、北原さんや芦川さんたちの「~ですのよ。」。

 今こういうオシャレな言葉を使うような女性はいないんじゃないかな。

 聴いているこちらが照れてしまうような耳慣れない言葉でしたが、いかにもお金持ちのお嬢さんらしい話し方でしたね。

 そういえばラストは川地さんと芦川さんが手を組んで歩くうしろ姿で終わったのですが、ということは、川地さんと芦川さんも主役と同等だったのか?

 「あれっ?」という感じのラストシーンでした。

 私が次に観るのは26日(日)の「絶唱」の予定です。

 毎度のことですが、「テレビじゃなくて映画館で観たい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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